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2008年7月 2日 (水)

岩手内陸地震…何故家屋は潰れなかったのか

今朝発生した巨大断層地震。土木関係の被害は甚大だ。ある所では、山が一つ無くなったのだから。人命も失われた。発表によれば、この近辺でこれ程大規模で巨大な地震は、記録にも無いらしい。それなのに、上空からの映像では、潰れた民家が、皆無に近いというのは本当に不思議でならない。能登沖地震の時も、中越地震の時も、多かれ少なかれ家屋の倒壊が相次いだ。特に一階が押しつぶされ、多くの人が被害を受けた。

ところが今回の地震では、あれほど巨大なのにも関わらず、震源地に近くても、崩壊した家屋が映像に映らない。中国の四川大地震の時は、離れた所でも家屋の倒壊が続発した。では今回の地震とどう違うのか? 地震そのものにメカニズムの差はあれど、地表に現れる振動にさほど差がないことを考えると、建物自体に、工夫が施されているとしか思えない。


報道は、間もなくその事に気づき、伝える時が来るかもしれないが、実は、栗駒山系から奥羽山系にかけては、古くから伝統の建築工法が受け継がれている。実は我が家もその特殊な工法で建てた。

豪雪地帯だからこその先人の知恵が、ここには結集されている。それはもうすぐ報道されるだろう。


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