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2008年8月 1日 (金)

モザイク現れる

国内の衛星放送─特に、スカパー!の場合は、送信出力がBSほど強くない。

その為に、雲が厚かったり、雷雨や豪雨になると、電波が遮られ、

モザイクが現れ、最悪、受信出来なくなる事が多々ある。


BSはこれを改善する為、出力110Wと高出力で送信されている。


しかし、東経128度のJCSAT-3Aと、東経124度のJCSAT-4Aは、

出力70Wと低く、もろに天候の影響を受ける。

電波は雨雲に吸収される。


しかも、JCSAT-3Aは、国際衛星監視センターによると、上下に揺らぐ、インクランドと言う現象を起こしている。

これは、搭載燃料の消費を押さえ、衛星の寿命を延ばす為に用いられる、極く一般的な方法。(※太陽電池パネルの電源だけでなく、衛星は姿勢制御の為に、アポジモーターというのが搭載され、そのモーターから燃料を僅かに噴射して、姿勢を調整しているのです。そうしないと、衛星はクルクル回り始めたりするのです)



老朽化した衛星や旧ロシア時代の衛星では、頻繁に行われ、

それらの衛星波を受信するには、定期的にアンテナの上下角を動かし、

手動で衛星を追いかける必要があった。

そうしないと、再び同じ位置に戻るまで、映らなくなる。


JCSAT-3Aは今日現在、上下角0.8゜で動いている。


早く、予備衛星と取っ替えて欲しいものだ。



所で、WOWOWや地上波のように、一度しか放送しない番組が、雷雨でモザイクで途切れたり、白黒だらけになったら、

そりゃもう、ガックリでやんす。


私のような田舎では、衛星だけが楽しみ、と言う面もある。

と言うのも、今だに地上アナログの当地では、雨になると、

テレ朝系が、スノーノイズだらけになる。

強く降ると、白黒にもなる。


そうなると、さすがに、録画する気にはなれず、

これまで幾つもの番組を断念した事か……うぅぅ。

いっそ映らない方がいい……とは言えない、し。

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