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2008年9月 3日 (水)

自分に戻れる時間

今朝はとことん眠かった。
風邪がなかなか治らないと、自己防衛のように眠くなる。
身体を休めろと言う警告だ。

こうなると、病院行きを挫折したくなる。
何せ、目が重いのだから、車の運転は出来ない。
タクシーはとても使えないし…。
く、苦しいよ。


やむなくタクシーで近くのバス停まで行って、バスで病院へ。


私にとって、自由に何でも話せる唯一の時間が、精神科の診察時間なのだ。

昨日の手術の事や、決断出来ない歯がゆさ。
それに病気対する怖さ。
いろんな事を、悪い方へと一人で考え込んでしまう精神的弱さを、声に出して言えるし、聞いてもらえる唯一の時間。


私はここで、やっと冷静さを取り戻す。


そして私は早い時期に手術する事を決めた。
私の性格では、ただ漫然と不安を抱えて過ごすより、遥かに気持ち的に楽に思えた。

先生の前では、私はとてもリラックスして自分と向き合える。


外科の先生は、とにかく結論を急ぎたがるので、追い詰められた気持ちになってしまう。


でも今回知った事がある。
ガンはある日突然なる訳ではないと言う事。
長い時間を掛けて、ゆっくりガン化してゆくと言う事。

それには、異変を早期に見つける事と、血液検査を定期的に行い、白血球や血小板の異常を早期に知る事が、何より大切だと言う事を知った。


前兆は必ず発見出来る、と言う人体の不思議な警告を、いかに察知するかだと痛感した。

弱い身体だからこそ、それを怠ってはならない。

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