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2008年10月31日 (金)

効果覿面

合計4回分、薬を抜いたら、予想通り眠気が抜けた。

瞼の痙攣も止まって、ようやく欠伸の連続から解放された。


しかぁ~し、事はそんな単純なものじゃなかった。


今度は眠りが浅くて、夜中に目が覚めたが、ちょっと休憩していると

直ぐに睡魔が襲ってきて、眠ったまでは良かったが…


浅い眠りだと、私は必ず夢を見る。

そしてそれが夢だと、夢の中の自分が気づき、切迫した状況でも

やるならやって見ろ!

と、いつもは夢の中で開き直るのだが、今回はその暇さえなかった。


─携帯をいじっていると、突然画面が爆発した


これにはさすがに驚き、すぐめが覚めた。


まぁ、気にせず「夢だし」と思いながら、再び、眠りにつくと、

今度は何やら得体の知れない化け物が襲ってきた

「ぎゃぁあ!」と確かに叫んで、その声で起きた


当然、その夢が何だったのか、全く覚えていない。



しかしこうなると、なかなか寝付けなくなる。

過去の不安が、怒濤のように押し寄せる。


薬を抜いただけで、こんなにも心は脆いものなのか、

と改めて、自分の心の脆弱さを露呈し、

私はその反応に、右往左往していた。


やばい、落ち着かない。

再び、緊張感に包まれ、私はかなり焦り出した。


そして今朝は、そそくさと朝食を済ませ、いつもの薬群を飲んだ。


それでも不安が募ってきたので、残っている薬の中から

去年頓服でもらった2錠を見つけて、それも飲んだ。



こうして私は今、少し安定している。


やっぱり薬は確実に効いていたし、

薬を止めた事も、危機一髪だったが、少し正解だった。

(おかげで眠気がウソのように消えたし)



諸刃の剣と言う言葉が、何度も何度も頭に浮かんだ。

かなり長い期間飲んでいるのに、休止しただけで

こんなにも薬に依存していたかと思うと、

ただ漫然と飲んでいてはダメで、

時々、薬の量をこまめに微調整した方が良さそうだ。


でも以前より肝機能が改善されたおかげで、

薬の分解が早く進み、体外へ排出されている事も分かって

ちょっと安心した。


以前、薬が切れた時は、約2週間後に、禁断症状が出て

相当慌てたが、


今回は、めっちゃ早かった!


何でも、現在の医薬には、短気滞在型、中期滞在型、長期滞在型と

三種類の薬があるらしい。


自分の飲んでいる抗精神薬が、どのタイプなのかを知っておくのも

案外いいことかもしれない。



それに今や私の飲んでいる殆どの薬が、

ジェネリック医薬品で、価格はモノによっては1/3以下のモノもある。

自立支援を受ける私にとっては、大助かりである。


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