擦る
ここ数日、顔の乾癬が悪化して来た。
特に、口の口角の上の、白い範囲が拡大している。
それが今日になって、頬まで広がった。
一体、どうしたのか?
これ程までに悪化したのは、顔では初めてのことで、
顎にも広がっている。
早速、推論を始めると、
一つの変化に気づいた。
マスクだ。
毎日のように風邪を引くので、暖かい空気を保持するため、
最近、マスクをして寝るようになった。
これまでは、ジャバラの薄いマスクで凌いで来たが、
直ぐに外れてしまうので、
綿重ねの一般的なマスクに変えたのだ。
どうやらこれが、過度の摩擦を与え、刺激となったようだ。
乾癬の塗り薬には、全身用、腕用、頭用、そして顔用、臀部用に分かれていて、
臀部…すなわちお尻用は、白い石膏のようなクリーム状で、
ガーゼに塗って、貼り付ける。
顔は、普段、摩擦やこする事が無いので、それ程ひどくはないのだが、
今回は、ちょっと注意不足だった。
とにかく、服と接触し、絶えず擦られている部位…例えば、
腕とか、お尻とか、太股とかは全く治らない。
寝ている最中に、足を動かしたり、寝返りをうったりすると、
それだれで、服と皮膚が擦れて、白癬となり、
剥がれて、
知らないうちに、背中や、肩が血だらけになってしまう。
仮に裸で眠れたとしても、今度はシーツやふとんと摩擦を起こす。
だから好んで、スパッツやレギンスをはいているのだが、
ついつい気が緩むと、忘れてしまう。
シルクも擦れれば、差ほど効果が無い事がわかった。
トランクスは、ちょうど太股の上、トランクス最端で摩擦が起こり、悪化する。
そして男性用のパンツは、腰のゴムがきついので、
直ぐ真っ赤になる。
結果的に、乾癬は治らない。
今回、改めて、乾癬発症の技にまんまと引っかかってしまった。
塗り薬には、その摩擦を軽減するために、
ワセリンと治療薬が練り合わさっているのだが、
これが結構ベタベタするのだ。
え~ちなみに
皮膚と皮膚とが擦れ合っても、乾癬は出ません。
そして乾癬は、人には感染しませんので。
と言うか、マスクの代わりにどうしようかな……?
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