多言語、多宗教、多民族国家のインドが抱える苦難
インド西部の商都ムンバイで26日夜(日本時間27日未明)、高級ホテルや病院、鉄道駅など計10か所前後がほぼ同時に、銃撃や爆弾によるテロ攻撃を受け、ロイター通信によると、27日午前までに計101人が死亡、280人以上が負傷した゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 。<読売国際ニュースより>
日本のニュースで流れる映像の殆どは、当初、フランスの通信社AFPの映像が使われていた。
その後、続々、日本のテレビ局も現地からの映像を流し始めた。
では一体、インドの放送は、何を伝えたのか…と思い立ち、遅ればせながら、インド国内の衛星放送の受信を試みた。
実はインドの国営DDTV(DOORDARSHAN TV)は日本では受信する事が出来ない。
インド国内から発信されている放送の殆どが、日本では受信が非常に困難である。
唯一、日本で受信出来るのは、INSAT-2Eと言う衛星だが、この電波は、東京周辺を全くカバーしていないので、関東では殆ど受信出来ない。
国内では、九州、中国、北陸、東北、北海道のみで、それ以外の地域はカバー範囲から外れているという、極めて変則的なビームとなっている。
この衛星からは、唯一、インド国営DD Nationalが出ているが、現在は停波しているようだ。
スキャン画像は以下の通り。
事件が集中したムンバイの民間放送局、TV9(ch274,275)とMUMBAI(ch276)は、ずっとテストパターンとTV9のロゴだけが映り、しかも電波がかなり弱くなっていて、デジタル波を復調出来ない。
その中から、MEGA TVを見てみた。
ニュース番組のタイトルですが、読めません(-_-;)
ちなみに、このチャンネルは、タミール語で放送されています。
非常に紳士的雰囲気で、姿勢も良いですね( ̄▽ ̄)=
どうやら、以前のテロによる地方都市の被害の様子のようです。
地方では大体、宗教対立によるテロが多いと聞きます。
やはり少数派は迫害や肩身の狭い思いをしているのでしょう。
ちなみにインドではヒンディー語が公用言語ですが、英語を始めとして、バングラ語、パンジャブ語、グジャラティ語、カンナダ語、オリヤ語、カシミール語、マラヤム語、テルグ語、タミール語など、憲法公認語は17もあります。テレビのチャンネルも、それぞれの言語で放送されています。
日本は基本的に、宗教に関しては、あまり感心がないようですが、やはり底辺には、神道や仏教があるからなのかもしれません。
そして新しい宗教を嫌う傾向にもあるようですが、クリスマスとお盆や正月を一色単にしてしまうのも、日本人の凄さかもしれませんね。
偉いなぁ、日本人ぱ・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
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