Superbird-C 予備衛星となる
日本の通信・放送衛星 Superbird-C号機は、2008年11月11日、最新衛星 Superbird-C2と交替。
Superbird-Cはこれまでの静止軌道である、東経144.00゜Eから東経144.02゜Eへ移動し、替わってSuperbird-C2が東経143.90゜Eから放送を開始した事が判明した。
Superbird-Cは1997年7月28日、アメリカのAtlasロケットで、ケープカナベラル宇宙センターから打ち上げられ、11年の間、民間用の通信衛星として活躍して来た。
Superbird-C2は2008年8月14日、フランス領ギアナ・スペースセンターから世界最大の打ち上げ用ロケットAriane-5型で打ち上げられ、無事軌道投入に成功し、これまで軌道試験を重ねて来た。
現在、この衛星からは、デジタル音楽放送のSound Planet、J-HITSの他、台湾のHOP TV Network、フィリピンとタイの番組をネット配信するAccess TVが常時利用している。
全て日本向けのサービスである。
今日現在、このような通信・放送・インターネット・災害・自治体利用の日本の衛星は、全部で12機。
他に予備衛星が、4個。
これらはBSを除いて、全て民間が打ち上げたロケットである。
BSは、災害時には何の役にも立たない訳だ。
山間地との衛星電話も全て民間頼りとなっている。
オリンピックの中継でもやはり民間の衛星を借りて中継する。
大リーグ中継は海底ケーブルだけど…
民間衛星を決して侮れない。
これらが常に私達の生活を支えてくれている。
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