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2009年5月11日 (月)

白い紙 ~続・医療費助成

先週、皮膚科外来を受診した。

いつものように重度心身障害者医療費助成給付申請書(白い紙)を

受付に出す。

紙には大きく、仰々しく重要と書いてある。


その足で側の調剤薬局へ行き、

そこでもいつものように白い紙を出した。


すると受付の人が来て、

この白い紙は受け取れません、と言った。


これまでは難なく受け取っていた白い紙を、

受け取れなくなったと言うのだ。


理由は…

4月1日からどうやら法律が変わり、自立支援医療費の指定薬局では、

1割負担の自立支援を利用するか、3割負担の白い紙を利用するかの

選択をしなければならなくなったようだ。


自立支援制度を利用すると、指定病院の精神科受診料の支払い負担は1割。

そして同時に指定調剤薬局の自己負担も1割になる。


しかし、白い紙は3割の自己負担なので、同時に利用する事は出来ない、

と言うのだった。


但し、領収書をもって役所に行けば、医療費は一定額を差し引いた分が

戻ってくると言う。

これまでその代行を薬局が行っていた訳だが、それが出来なくなったと言うのである。

無論、他の調剤薬局なら今まで通り、白い紙が使える。



更に不思議なのは、自立支援医療費の自己負担上限額の事。

私の場合、家族の収入が微増した為、4月1日から1万円に引き上げられた。


しかも、精神科の受診と調剤薬局では1割負担の為、

1万円どころか、以前の5千円にも満たなかった。


つまりその場での支払額が少ない分、払い戻し助成も受けられないと思っていた。



しかし実際は、重度心身障害者医療費受給者証があるので、

調剤薬局に支払った金額も、3割負担の他の診療科や病院、薬局分と合わせて

役所に申請すると、一定額を差し引いた金額が、結局還付されて来た。


この重度心身障害者医療費受給者証は、各自治体が独自に行う医療費助成制度なので、

行っていない市町村もあるらしいし、一定額の自己負担額も高い所があるらしい。


この重度心身障害者医療費受給者証……私の所では薄いピンク色をしている手帳で、

この制度を利用する為に必要なのが、

重度心身障害者医療費助成給付申請書(白い紙)と言う事である。



この制度変わりに、更に、保健課に聞いて見ると、

他県の医療機関を受診したり、調剤薬局を利用しても、

領収書を持ってくれば、助成の対象になると言うから、

凄いんでないかい!




皮膚科の乾癬治療で行う光治療……

UVBと言う薄緑色の光を当てるのだが、これが意外に高い。


しかも毎回、診察のたびに、

もっと光を浴びに来ないと、どんどん悪くなるわよ、と言われる。


次の日には、肌がヒリヒリ。

やがて薄皮が剥ける。


つまり無理矢理、脱皮させる訳だよ。


これまでは皮膚科の医療費が高いので、殆ど諦めていたが、

この治療費も戻って来ると、改めて知ったので、

言われる通り、何とか月3回は行きたい…と言う希望(^^;)



循環器の薬も高いし、心不全の薬、ジギタリス製剤は

一生飲めと言われているので、これらもひっくるめて、

まとめて申請すると、まとめて戻って来るので、

金額も大きくなるから、

毎月こつこつと申請しなくても良いみたいだし、

何か色々絡み合って、複雑になっていますねぇ…医療費助成制度。




そうそう、障害者手帳1級だと、自動車税が免除になるようなので、

今度申請に行って来ます。

それに携帯の基本料も半額になるらしいので、それもついでに。


とは言っても、携帯は殆ど使いませんが(-_-;)

全く依存してないので。




皆さんの自治体でも、

自治体独自の重度心身障害者医療費助成制度があるかもしれません。

但し、この制度を受けられるのは、自立支援手帳の交付を受けている人が

前提のようなので。

それにおそらく重度一級の認定が必要かもしれません。

2級の人はどうなのか…ちょっと分かりかねます。


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