障害者手帳
今日、保健所から連絡があり、
障害者手帳が交付されたので、受け取って来てもらった。
私は案の定、風邪を引いて、寒気がして…
たくさん着込んで、ふとんの中でうごめいていたのである。
こうして、遅くなったものの、4種が揃った。
◯自立支援医療費受給者証
◯重度心身障害者医療費受給者証
◯障害者手帳
△障害者年金受給者証(重度1級)
いずれも障害等級重度1級である。
障害者手帳1級だが、今までさほど利用価値が無いと思い、
申請はしていなかった。
何せ、田舎なので……地下鉄も公営バスも無いので。
しかしBSの視聴料が安くなると聞いたので、申請してみたが、
世帯主というのが条件だったので、結局これまで通り、BSは
見ない事にした。
一番助かっているのは、重度心身障害者医療費受給者証。
これは、精神科以外の診療科や、別の病院に行った際、
その医療費をほぼ全額に近く払い戻すと言うもの。
これは、市町村単位での発行ではあるが、あくまでも、
重度心身障害者年金受給者が対象となる。
あくまで、国保か社保を支払っている事が条件。
私の場合、皮膚科の診察に1回2万円近く掛かるので、
これが戻って来るのは非常に助かる。
ちなみに、精神科の診察での1回の費用は、薬代込みで
およそ900円。これが月2回。
参考までに、今飲んでいる薬は……
C-チステン(ge) 6錠
ラックビー微粒N(ge) 3
べザテートSR(ge) 2錠
レキソタン2 1錠
レキソタン5 1錠
アンデプレ25mg(ge) 1錠
パキシル20mg 1錠
アゾリタン0.4mg(ge) 2錠
メトローム7.5mg(ge) 1錠
頓 レキソタン2 2錠
レキソタンとパキシル以外は全てジェネリックである。
パキシルは新薬と言う事もあり、まだジェネリック医薬品が出ていない。
レキソタンは既にジェネリック医薬品が出ているが、
飲み慣れた信頼感から、ジェネリックに替えていない。
多分、他の人が見れば、薬の総量としては、少なく感じるかもしれない。
それなのに、何故、障害等級1級の認定なのか…?
と不思議に思う人もいると思う。
承知の通り、障害等級1級の認定は非常に難しい。
入院経験があるとか、OD、リスカ、自殺願望、自殺未遂など、
私より症状の強い人を、ここでも多く目にする。
しかしどうやら厚生労働省やその窓口となる各地の保健所が
最も重用視しているのは、そういう目に見える行動では無いらしい。
要するに、PTSDやDVなどのように、症状の原因がはっきりしている場合は、
具体的な行動によって、それらを回避出来る…という判断。
つまり恐怖の対象が、ハッキリしなかったり、
医師と何度も診察を繰り返しても、何が原因なのか突き止められない。
そういう不確定・不明確な恐怖や圧迫感が無いと、重症とは認められない、らしいのだ。
これは、あくまで私の所感だけど。
だから私の場合、頓服を飲むと、直ぐ眠くなって、背中を丸めて
ずぅ~っと寝てしまう。
ところが、眠れない人は、原因がハッキリしているから、
薬ではなかなか抑えられない所が災いして、
睡眠不足に陥るらしいのだ。
それに殆どの人は、精神外来を受診すると、問診票を渡され、
心理テストを受ける。
この心理テストで、自分は何て非常識などうしようもない人間なんだ↓
となるような回答になっても、何ら問題は無い。
それは普通なら誰でも感じている事だし、そういう思いがあるから
受診しているのだから、ごく当たり前の心境なのだそうだ。
心理テストで見分けるのは、いわゆる精神分裂病かどうか……
それとアルコール依存症かどうか、と言う限られた心理を探し出す事が狙い。
精神分裂病とアルコール依存症の場合は、心療内科の範囲では、
なかなか解決する事は難しく、入院設備のある病院で、
家族と一緒の診察が勧められている。
家族が一体となり、治療にあたると言うのが根本だからだ。
ところが、その家族が崩壊し、心の病を引き起こす場合が多い。
しかしそれでは1級の認定は困難なのも事実である。
私も、まさか1級の認定が下りるとは考えても見なかったが、
私が持っている恐怖心の固まりは、辛うじて、薬で押さえ込まれているのは確かである。
私が持っている本当の恐怖心は、いつ、どこで、どうやって心に住み着いたのか?
その原因も掴めぬまま、いつも何かの"音"に
怯えている
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