2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« こんな落とし穴が! | トップページ | ただいま »

2009年9月30日 (水)

不思議なバス

もう30日になってしまった・・・


緊張と不安から解き放たれ、帰ってそのまま寝た。


ほんとに疲れた。



選んだ手段は、バス。

電車はやはりとても無理。


夜になって、どんどん見えなくなる。

景色が、ぼんやりとしか見えない。

なんと恐いのか。


目の前の人の顔さえ、ボーっとして見えない。


これがパニック発作なのか、と思った。

そんな診断は下ってないが、

見えないと言うのがこんなに恐いとは思いもしなかった。


怖い。




車は、時間駐車から、12時間駐車に移し、

病院の近くから、直行便のバスに乗った。


このバスの事は、以前から知っていた。


車に常備している杖を持って、

1時間に1本のバスに乗る。


大型の観光バス用の普通便。


夜の盛岡の街を見るのは、もう何年ぶりか・・・

でも、ギラギラして、ぼやけて、何も見えない。



そのバスで不思議な光景を目にした。



距離の長いこの路線バス・・・

20代くらいの女性が、とあるバス停で降りるとき、

「ありがとうございます」と、

運転手に声を掛けた。


バス会社の人?


そう思っていると、次のバス停で降りる女性も、

「ありがとうございます」と

挨拶をした。


しばらく走り、また別の女性・・・


もうバスの運転手とも関係ないことは分かった。


利用者の少ない田舎行きのバス。

これは、何の法則だろう?


結局、老人ホーム前で降りた人を最後に、

乗客は私だけになった。



もう外に明かりはマバラ。


以前より料金が50円上がっていたが、

降りたバス停の周囲は、暗く、ひんやりする。


股関節の痛みもピーク。


バス停のブロックに座り、

まだ高鳴る鼓動と、流れる汗を夜風に晒した。



ここまで来た、という安心感が、たまらない。


怖かった。


多分、メガネのせいなんだと自分に言い聞かせる。

視力が合えば、こんなの何ともないさ・・・


強がりだ・・・


最後の抵抗だよ・・・



最後の気力を振り絞って、104に携帯から電話。

地元のタクシーの番号を聞いて、

ようやく家にたどり着いた。


母がいた。



話す元気もなく、股関節ベルトを外し、

すぐ横になった。


なんて1日だ・・・



すでに完全にくじけてる。





そして今、一旦目覚めて、ソーセージを食べて、

薬を飲んだ。


以前なら、バスで何回か通ったので、

そんなに疲れなかったが、

今回は、ほとほと疲れた。


頭がフル回転して、12時間駐車を思い出したのが、少しの幸運か・・・



つくずく、夜は怖いと、改めて知らされた。


もう2度と、夜の盛岡の街を見ることは無いだろう。



さて壊れたメガネだが、

メガネ屋さんによると、今は、折れても溶接出来るとの事。

但し、メッキははげる。

料金は2000円。


さらに、今回のようにポキっと折れた場合は、

セロハンテープでぐるぐる巻きにすれば、ちょっとは使えるらしい。


帰って早速グルグルに巻いた。


すると、一応使えるみたいだ。



どうしてそう言う事、知らなかったのか・・・


他にも、大概は応急処置が出来るらしい。


メガネは実に奥が深い。


ちなみに2枚1組で46万円のレンズを見せてもらった。

全然違う。

家庭用の天体望遠鏡と、ハワイ山頂のスバル望遠鏡ほどの違いだと言う。





さて今日もまた病院。

昨日と同じ病院。


無事に過ぎますように・・・

頓服は持って行きます。


とりあえず、本日は無事生還!


携帯電話に感謝!



ムーMiraiさん.........本当にありがとう。感謝しています。


明日も頑張ります!




« こんな落とし穴が! | トップページ | ただいま »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事