寒い夢
あまりの寒さに目が覚め、ふとんを何枚も掛けて寝る。
それでも寒い。
寒くて寒くて、手足が凍りつく。
「また風邪を引く…」
ううう~~!
蠢きながら、目が醒めた。
今朝の気温は9月下旬並みに、まだ暖かい。
それなのに、また、同じ夢を見た。
夢を見るのは、眠りが浅い証拠なのだそうだが、
確かに、そのようだ。
心にゆとりの欠片もない。
ビクビクしている…何にと、ハッキリは分からないが、
また再び、取り残された時の焦りが、
重々しく首を擡げ始めたようだ。
今日も抗不安剤の頓服を追加飲みしよう…
……親は普通であれば、私より先に逝く。そして私は、この家と、耕作放棄地を抱え、一人になる。
世間の事、家の事、何度聞いても父は話さない。
昔からそうだった。
お前は知らなくていいから、と収支や農協との契約の事、一切教えてくれなかった。
先生は、「なんとかなる」と言うものの、結局相談する相手も無く、
行政がどこまで親身になるか分からない。
どうするかなんて自分で考えろ!
と言うことなんだろう。
誰にでも、その時が訪れる。
もしその先も生きたいなら、乗り越えなければならないが、
他の人たちは、その苦難を乗り越え生活していると言うのに、
わたしはその事を、二十二年間も考え、
あたふたしている。
情けない。
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