老朽化F-4EJの代替次期戦闘機に、F35を採用か
航空自衛隊の戦闘機と言って、真っ先に思い出すのは、
あの真夏の遠い過去の出来事・・・
札幌から東京に向かっていた、全日空の旅客機ボーイング727と
仙台松島所属の自衛隊機F-86Fが、空中衝突!
162名が犠牲になった。
1971年の真夏の出来事である。
それは正に、私の住む所の真上で起こった惨劇だった。
真昼の暑い夏、突然、ドカーン! と言う轟音が響きわたった。
見上げた青空の中──
白煙を上げて、空中分解した旅客機の機体が、落ちて来た。
盛岡近郊のこの辺は、ちょうど西の航空路で、風の穏やかな日は、
飛行機が、UFOのようにキラキラしながら飛んでゆく姿が見える。
ジェットの雲の尾を引きながら、羽田方面へ向かう飛行機だ。
あれから長い年月が流れた。
この事故のあと、自衛隊機にもフライトレコーダー搭載が義務化され、
「空中衝突防止装置(TCAS)」が開発された。
今も、三沢の米軍基地から戦闘機が時々上空を飛来する。
その後、自衛隊の訓練空域が変更され、空中衝突の危険はなくなったが、
それでも自衛隊には、あの事故を決して忘れては欲しくないのだ。
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