インドネシアPalapa-D運用開始
2009年08月31日、中国の長征3Bロケットで打ち上げられたものの、目標の軌道への投入に失敗。
搭載したロケットで辛うじてトランスファー軌道に乗り、東経150度での運用テストを行っていた、インドネシアの通信衛星PALAPA-Dは、10月30日までに予定の静止軌道である、東経113度に到達、10月31日から、これまで同一軌道で運用して来たPALAPA-Cのインドネシア国営TVなどが、順次、PALAPA-Dからの放送を開始した。
11月5日現在、TVRI、RCTIなど、14チャンネルが確認されている。
これまでインドネシアの放送は、日本では南西諸島などの一部でしか受信出来なかった。
しかしインドサット社が公開しているPALAPA-Dのフットプリントによれば、
CバンドはPALAPA-Cとは全く異なり
日本、中国全土、インド、イラン、サウジアラビア、フィリピン、マレーシア、パプアニューギニア、オーストラリア東部を37.5EIRPで大きくカバーしており、日本全土で直径130~160cmのアンテナで受信可能になった。
世界で最も親日家が多いと言われるインドネシアだが、その情報は少なく、幾度にも及ぶ地震被害もなかなか映像が入らなかったが、これからはいち早く現地の映像が見られるので、人々の暮らしも伝わるだろう。
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