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2010年1月 7日 (木)

精神科の手を離れて

いつもより早い時間に病院に着いた。

それでも毎回来る人が違う。

見かける顔が全く無いと言うのは軽快して来なくなっているのだろうか?


これまでもずっと将来の不安を話して来たが、

昨日はそれ以上に抱えている恐怖を話した。

長々と50分も話した。


そして私は思いもよらない返事を聞いた。


「あなたの抱えている不安や恐怖は精神科領域の治療では治す事が出来ません。確かに将来への不安は誰でも持っているものです。しかしあなたの不安はもはや薬での治療だけでは無理だと思います。」


先生はそう言って、

全く別の治療施設を教えてくれた。


「生きてゆく方法は個々の事例によって様々な対応があります。

しかしあなたのようにその術を親から教えてもらわなかった場合、

第三者がそれに代わって教え、覚えさせるのですが、

隔絶された部落や代々の繋がりによってそういう術を知らないで育つ例では

精神科よりもはや別の場所にその人生の道程を委ねるべきでしょう」



私はその話しを聞いて、何故かほっとした。


これで解放されるかもしれない。

親のしがらみから解放されて、自分の進むべき方法をやっと教えてもらえるのだ、と。


精神科の手を離れる時がやって来た・・・


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