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2010年9月17日 (金)

心臓ペースメーカー移植15日目

病院から診断書・意見書が届いた。

障害名:心臓機能障害

疾病名:完全房室ブロック

障害程度等級についての参考意見:1級相当

これと写真を持って役場に行って申請して下さい、との事。

これまでの精神障害に加えて、身体障害者ですと言われても、なんかピンと来ない。

手術中にも思ったのだが、

もしこのまま死んでも、いいか・・・

とも考えた。

幼稚園の頃から身体が弱くて、病気ばかり。

入院しては手術を何度も繰り返して来たせいか、

いささかこの身体にも疲れて来たし、

もうこの辺で、勘弁してよ・・・

なんて、ボーっと考えていた。

手術が終わって、日数が経過すると、いろんな不思議に直面することが分かった。

ペースメーカー植込後の生活上の注意事項には、「危険」の文字が溢れていた。

私自身は携帯電話に殆ど依存していないので、使えなくても不便は無いが、世の中、周りを見渡せば、人、人、人・・・と言うより、携帯電話が街中を動き回っているわけで、その中で安全に暮らす事なんか、無理!

かと思ったら・・・・・

ペースメーカーの技術進歩は目覚しく、

携帯電話から22cm以上離す、と言う数値は、最大10年前のペースメーカーを植込んでいる人の場合だそうで、古いタイプのペースメーカーは順次、電池交換の際、新しいものに交換する事も可能だそうだ。

勿論、その場合は最初と同じくらいの値段を取られる訳だが、余裕があれば最新のペースメーカーに交換出来る。

すると最新のペースメーカーを植込んだ私の場合は・・・・

と聴くと。

たとえ電車で隣の人が携帯電話を使っていても、大丈夫らしい。

その人が携帯を持ったまま眠り、肩に寄りかかって来ても大丈夫、らしい。

そうは言っても、四方八方で携帯電話を使われたら、

それだけで気持ち悪くなりそうだ。

都会に生活する人は、革新社会との狭間に苦労が絶えないだろう。

それより一番危惧するのは、生活の足になる車だ。

左ハンドルの車を使っているので、シートベルトがまともに、植込んだ左肩に掛かる。

もしも急ブレーキを踏んだりした時、皮膚が破けるかも・・・なんてな事を言っていたので、タオルやクッションを当てて下さい、とのこと。

う~む。

植込んだペースメーカーは意外と大きく、皮膚が、くっきりはっきりペースメーカーの形に盛り上がっているので、上皮のすぐ下にある事が分かる。

これは想像以上に目立つ!

これだとシートベルトが横にずれただけで、ペースメーカーが動きそうだ。

それにしても、ペースメーカーに関する生活での具体例の対応に関する情報が何と乏しい事が・・・

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