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2010年9月23日 (木)

CT検査中に不具合を起こしたペースメーカー型番

植え込み型心臓ペースメーカーを装着した患者のCT検査中に、ペースメーカーの不具合現象が発生する事例が国内で報告されている。不具合現象は植え込み型心臓ペースメーカー上を「X線束」が通過する際に、ペースメーカーの機能に異常が発生する現象であり、「オーバーセンシング」といった現象が確認されています。

不具合が発生したペースメーカー名と型番:

 日本メドトロニック社製「InSync 8040」、セラシリーズの植え込み型心臓ペースメーカーで本体回路部にX線CT 装置のX線が照射されることが原因による不具合現象が確認されています。

但し、この現象はリード線(ペースメーカーから電気的刺激を心臓に伝える導線) 上へのX線照射では発生しないことが確認されているようです。通常のレントゲン撮影では影響はありません。

(日本メドトロニック社)
「植え込み型ペースメーカー及び除細動器に対するX線CT装置の影響について」

http://www.medtronic.co.jp/your-health/index.htm

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