ペースメーカーとIH炊飯器

ぎょワッ！！

今朝、初めて気づいた！

我が家の炊飯器はIHだっ！！

既に退院から10日目。気づくのが遅いよっ！

今年の春、それまで使っていた炊飯器がかなり古くなり、あちこちから汁が吹きこぼれ出したので、仕方なく新しい炊飯器を買った。しかもかなり吟味して、安くて壊れそうに無いものを買ったつもりだった。その時はまさか心臓ペースメーカーを植え込むなど予想駄にしなかったのだ。

「近づき禁止」「使用注意」に必ず記載している電磁調理器、すなわちIH製品についても、我が家はガスコンロだしと思っていたし、炊飯器も格安のものを買ったので、まさかIH炊飯器だとは疑いもしなかったのだが・・・

今朝、炊飯器をよく見ると「IH」の文字が・・・！！

これにはさすがにびっくり！！慌ててその場を離れ、「パルスオキシメーター」で脈拍を測定しながら、無謀にもIH炊飯器に近づいてみた。

脈拍70～85。立っている時はいつもこのくらいで、横になると60～65なので、目立った変化は無い。実際に苦しくなったり、ふらついたりする事もなかったものの、直ぐにコンセントを抜いて、これからの事を考えこのIH炊飯器は使用中止する事にした。

そして倉庫に眠っていた古いタイプの炊飯器を再び持ち出し、再始動させる事にした。

IH炊飯器は電子レンジのように完全に電磁波を遮蔽出来ている訳ではないので、保温中も電磁波を撒き散らしている訳だから、いつ何時、ペースメーカーに影響が出るか分からない。

家電製品は日々便利になっているが、それらが人体に及ぼす影響を我々は完全に予測出来ているわけではない。それらの最新機器がその後どんな影響を身体に与えるかは、まだ誰も経験していない未知の世界でもある。

便利になればなるほど、人体にとっては悪影響かもしれない事は、自動車の発達によって歩く機会を失った人間に如実に現われている。現代は、自分で防御出来る範囲のものは自分自身で防衛するしか術はないのかもしれない。