まずいぞシートベルト
昨日の診察には、まだ手術の傷跡が痛いので父親の車で出かけたのだが、やはり助手席と言えどもシートベルトをしないと不味いと思い、左腕を通しただけの、見せ格好で出発した。
しかし直ぐに肩が引っ張られている感じで、傷が痛み出した。
シートベルトはそのまま着けていると、自然に締まる構造になっているので、時間と共に肩に圧迫感がのしかかる事に気づいた。
況(いわん)や、私の車は左ハンドル。
最近の車には停車するとエンジンが自動で止まり、アクセルと共に再びエンジンスタートする車が出たと言うが、とてもそんな頻繁にプラグが放電(スパーク)するような自動車には、絶対乗れないと思っていたし、入院中も看護師長さんに何度も訊いたのだ。
「左ハンドルの車なんですけど、シートベルトは大丈夫でしょうか 」
「全然大丈夫ですよ。」
「車、買い換えた方がいいでしょうか」
「そんな事する必要、全然無いですよ」
と、言っていたし、担当医師もタオルを当てれば大丈夫だから・・・と言っていたので安心していたが、いざ左肩にシートベルトをしてみると、発進・停車のたびにシートベルトは上下に動くので、ほぼ確実にペースメーカーと擦れてしまう。
医師の話では、何度も擦れているうちに、上皮・・・つまり皮膚が薄くなり、ペースメーカーが露出する事があると言う。
まさか
と思っていたが、これはまんざら大袈裟でもなさそうだ
これについての情報をネットで探したが、「携帯電話」の注意や流布ばかりで、何一つ参考になる情報が無かった。検索の仕方が違うかもしれないが、右ハンドルの場合は問題ないので、特に大した事でも無いのかもしれないが、ド田舎暮らしで、電車もバスも果てしなく遠いので、自家用車は唯一の交通手段。
車なしでは通院は出来ない
タクシーを使えば、それだけで数万円・・・無理無理
話を聞くのと、イザ実際に使って見るのとは大違いなのだ
ところで私は電車を使う事が殆ど・・・全く無いので、電車内に携帯電話を切りましょうの優先席があると言うのを初めて知った。
色々な書き込みを見ると、「今の携帯電話は出力が弱いから大丈夫」と言った声があるようだが、これは大きな間違いである。
電車と言う限定された閉鎖空間では、携帯電話から発せられた電磁波が車両の壁に当たり反射する。しかも「肩まで近づけても影響ない」と言うのもウソで、電車内では・・・特に日本の混雑した通勤電車内では、1両に数十人もの人が乗車している訳で、1台や2台の話ではない
集中した電磁波の波・・・磁束はなかりの量まで増幅され、更に天井・床・壁に反射して何度も飛び交い集積してゆく。
1本の矢なら簡単に折れるが、3本まとまれば矢は折れないの逆の現象が起こりうるのだ。電磁波が拡散と反射を繰り返すうちに、一点に収束すると巨大な破壊力になり兼ねない恐怖が潜んでいる。
外に出れば、電磁波は空に逃げてゆくが、電車やバスと言った限られた閉鎖空間では逃げ場所は無い
私も入院中、病棟の中の自動販売機がある部屋の長椅子で横になっていたら、いつの間にか、おばさんが入って来て平気で携帯電話を使っていたのにはさすがに驚いた
ここをどこだと思っているのか循環器専門の病院だぞ携帯電話の電源を切るのは常識だろっ
結局、世間の常識なんてこんなものさ・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ
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