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2011年4月の記事

2011年4月30日 (土)

沈鬱

地震の報道に昂奮してアドレナリン・パニックになり、毎日、これまで怒った事の無い私が、世の中にぶち切れそうになったおかげで、抗うつ剤を10mg減らし、抗不安剤を増やしてもらったのは良かったが、どうやら抗不安剤が効きすぎて、どっぷりずっしり撃沈してしまった


そんな訳で急遽、パキシルを元に戻したものの、さすがに2週間のブランクは大きい

血中の濃度がちょうど切れるのに2週間。
再び血中濃度が回復するのに10日ほど掛かる。

毎食後に飲んでいる抗不安剤を自主的に減らし、パキシルの効きを助ける事に。


そうは言っても、全く回復する見込みは無いな。

親は相変わらずテンションが高いし、バラエティ大好き、動物もの大好きなので、声が大きく、相手するのが本当に疲れる。
声がでかい
世の中、なんでそんなに声がでかいのか

怒鳴り散らすような関西弁と言い、テレビのバカ騒ぎと言い、みんなハイテンション
話も早くて聞き取れないし、余計な事に目くじらを立てて、ツバを飛ばして喋る事か


そう言えば昔、喘息で入院していた時。
6人部屋に入院していて、同室に話し好きの男がいて、朝から夕まで喋りまくっていたが、ちょうど2001年のアメリカ同時多発テロが発生!
その日から毎日、その話題ばかりをしゃべり出し声がうるさくて、つい怒鳴ってしまった事がある。

そしたら、先生と看護婦さんがやって来て、鎮静剤の筋注を1本


ぐっすり眠ったまま、翌日には個室に移された・・・(;´д`)トホホ…

単に、人の不幸で楽しそうに話すんじゃない と怒り心頭してしまった訳だが、今回もバラエティ番組はみなそんな風に映ってしまう


どちらかと言うと、おっとりしたスローテンポな口調で話す人が好きなのは、そのせいかもしれない。
とにかく中学生の頃から、話し過ぎると頭が痛くなるのが嫌だった。
必ず、どっと疲れが出る

Yamaguchi_moe
山口もえちゃんのような話し方が好きなんですね


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2011年4月28日 (木)

東北関東太平洋沖大地震、経過4…鎮魂の49日

東北太平洋沖大地震発生から今日で49日目。
鎮魂の祈りは今も続いている。
地震のあと、停電が復旧してから、日の丸の半旗を掲げて来たが、それもひとまず今日で仕舞う。


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人々は便利さ快適で海辺の美しい風景に憧れ、この地に住むようになったのか・・・・これまで幾度も幾度も幾度も津波に襲われて来た昔の人々の教えに背き、なぜこの地に家を建て、住み家として来たのだろう・・・Image_ask_red

航空写真は津波前と津波襲来後の様子を克明に撮らえていた。
ほんの僅かな高低差が、生死の明暗を別けていた様子が判る。


今回の巨大地震による実質的被害は、古い家屋を中心に半壊程度が大多数。もっとも1998年以前に建てられた建物は、壁にヒビ割れが走り、天井パネルは落下し、壁面タイルは剥がれ落ちた。しかし倒壊する事もなく、震度6〜7程度で崩壊するような、阪神・淡路大震災のような柔い家屋はなかった。



東北地方の人々は、三陸沖は地震の巣である事を承知の上で家を建てるので、この程度の揺れで崩壊するような柔な家は建てないのが常識。

その常識が、津波被害予防には役立たなかったのが、今回の悲劇を生んだ。
先人が伝えて来た警告を無視し、最新技術に頼りすぎた、人間の厚かましさが津波被害を大きくしてしまった。


では鉄筋コンクリート(RC造)建築は津波の被害から逃れられたのかImage_ask_red_2
宮城県女川町を襲った津波は、鉄筋コンクリート(RC造)の建物を巨大な力でなぎ倒していた・・・。しかも基礎部分も丸ごと。

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鉄筋コンクリート造りも、海岸沿いに建てれば、見るも無惨な瓦礫と化す。

Tokyo_skyscraper
東京という軟弱地盤の上に群立する東京湾岸の超高層ビル・・・。
一番突端にあるビルは、津波の直撃を受けるだろう。そして地下から根こそぎ横倒しになる恐れが十分考えられる。何故なら、関東大震災以後、東京は巨大自然災害に襲われてはいない。




関東大震災の惨劇はもう忘れ去られているが・・・・・・・。
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確かに、大都市東京は、地震と火災で壊滅的被害を被った。
それは間違いない歴史的事実だ。


ここは本当に不便だ。
生活幹線道路は国道が一本しかない。
それ以外にも細い道があるが、全て峠道で、冬は除雪しないので通行止めになる。
唯一の国道には夏休みやGW、お正月などになると他県(外国籍)ナンバーの車で溢れ、大渋滞になる。

そのおかげで道路が痛み、轍になったり、ざらざらになるが、その道路を補修する費用は県が出すので、補修や修理が追いつかない。
観光も大事だが、住んでいる者にしてみれば、よそ車には来て欲しくない。
しかも我が者顔でスピードを出しては、毎年中央分離帯に激突して事故ばかり。救急車のサイレンが後を絶たない。


この辺は地震もそうだが、豪雪地帯だし、地吹雪のような風速40メートルの北からの風雪が襲う。
しかも真冬は毎年-20°以下になるし、日中でも氷点下が続く。
盆地のため夏場は暑く、勿論梅雨や台風も襲来する。

これほど過酷な環境の地に家を建てるからには、それ相応の工夫が必要になる。
それは先人が教えてくれた。
私たちはその教えを守り、謙虚な家を建てる。

私の曾祖父がこの地に家を建てたのは、大正時代らしい。
その家は平成6年まで頑丈に、しかも堅牢にドッかりと建っていた。
その記憶が今も鮮明に残っている。


今建てた家は、その家で使われてきた黒ずんだ檜をそのまま使って建てた。

この近辺の住宅は皆、四季の厳しさを知った上で、住宅を建てるという習慣が残っている。

雪降ろしの手間を省く為に、屋根は急勾配だし、風除室も当たり前。屋根の向きは玄関先に出さない。地震に耐えるために、パネル工法ではなく、たくさんの柱と梁で力を分散させる。共振を避ける為に大黒柱を家の中心に据え、この大黒柱には構造材を綱がない・・・・・五重塔の仕組みをそのまま使っている。

もちろん河川のそばに家は建てない。土石流を回避するため。
山を削って住宅地にする場合は、全部下まで掘り下げ、周囲に崖を作らず、全て削り起こすなどなど、これらは全て先人の残した家を元に現在でもそういう工法が採用されている。

従って、この辺では建て売り住宅は無いし、買う人もいない。


地盤を自分の目で確認し、多少高価になっても地場産木材のみを使って自ら住宅を建てるという意識が、他の場所よりはるかに高い。
そうでなければ100年以上住める家は、簡単には建てられない。
木造住宅が鉄筋コンクリート造りと根本的に違うのは、100年以上建っても人が住めるという事。
構造材が錆びるという事は起こらない。
607horyuji
西暦607年建造 法隆寺

私たちにはお手本とするべき建物がたくさん残っている。
法隆寺建立から1404年。巨大地震と巨大津波は東京に必ず襲来する。




2011年4月25日 (月)

さてどうしようか?

やっぱり携帯がおかしい・・・
時々、淵に触ると電気が流れるのだが、
もしかしてこれは漏電か


感電するほどのものでは無いが、
さすがにペースメーカーには響くだろうな??


充電している時が特にピリピリ指先に来るので、
これは完全に感電中だな

そうなると機種変更になる訳だよな、たぶん?


しかし一度大型家電売り場で気持ち悪くなっているので、
さすがに携帯ショップには入りずらい

当然、洞穴暮らしなので、友達は一人もいないし、
親も携帯はちんぷんかんぷんだし、
親類もいないし、
然るべき頼めるような相手もいない・・・


電磁波防磁ベストは高価だしなあ・・・

どうすんべかな、と
ショップの店の外から店員を手招きするか

2011年4月22日 (金)

腕を吊す

どうしても肘の痛みが消えない。
パソコンに向かってキーボードを叩くのも、マウスを動かすのも痛い。

肘ばかりでなく、肩関節から背中にかけても、鉛のように重く痛い。

仕方なく、首からガーゼで腕を吊す事にした。
キーボードは右手で打ち、マウスも右手。


湿布だけでは痛みは治まらないし、低周波治療もペースメーカーを埋込んでいるので使えない。


しばらく右手を曲げ伸ばししないで様子を見る。


更にこの所の寒さで風邪を引いたようだ(>_<)
膿が鼻から口の中に落ち始めたし、異常に眠いし、寒気もする。
やっちまった(∋_∈)
熱の出ない体質なので、冬モードの厚着をして体温を上げねば…。


んな訳で、また再び洞穴暮らしに戻ります!

ズラ〜

2011年4月21日 (木)

映画「君に届け」という色彩背景〜感想

最近の十代や二十代の映画はあまりに軽薄で、安易で、「死」を美化し過ぎるし、伝染病のようにバタバタ死ぬ映画ばかりが氾濫してしまい、かなり食傷気味になっていた。

Librarytabe

多部未華子ちゃん主演の映画『君に届け』は、そんな軽薄でお涙頂戴傾向の日本映画の中、久しぶりに「優しい」物語に出会った訳だ。

多部未華子と言えば、ドラマ「ヤスコとケンジ」の妹役・ヤスコが直ぐ思い浮かぶ。
Tabemikako

この時の、天然スットコドッコイ役がはまり役で、シリアスとコメディと、そり表情が他の女優より群を抜いてるなぁと感心したのだったが、今回の「君に届け」でもその素っ頓狂ぶりは、ずば抜けた才能と言えるだろう。


爽子と書いて何故か"貞子"と呼ばれてるヒロインは、至って慣れているようで、嫌がらせとは全く思っていない。
しかもその髪型から、"貞子"と言えなくもない・・・という実にこじつけの設定だが、その雰囲気が無いのは、無機質な都会ではなく、栃木県という自然に囲まれた風景と一体化する映像が、見る人を心地良くさせているのかもしれない。


とかくこの手の映画は、校舎内と教室内だけで描かれたり、あとは病室とグラウンドと夜の繁華街・・・。
そんな設定ばかりの青春映画が模倣のように作られ続けて来たため、特に「携帯小説」を原作とする映画は、視野が狭く、何かと言えば繁華街や、教室の中だけに限定され、挙げ句に癌や白血病・・・おまけに台風で肺炎になり死んだり、最終的には交通事故で終止符を無理矢理押し付けたりと・・・・酷い映画ばかり


しかし「君に届け」は、高校時代と言う、人生で最も輝いている時期を丹念に撮り集め、新芽が芽吹くように暖かく見つめる作品になっている。

この映画を見ていて、少し前のドラマのストーリーが浮かんできた。


2000年に放送された、ともさかりえ主演の「君が教えてくれたこと」。
このドラマは主人公の雨宮繭子(ともさかりえ)が、高機能自閉症で自分の感情を人にうまく伝えることができず、他人の言葉をそのまま受け止めてしまう純粋な心を持ち、恋という感情を知らずに育つ。
しかし自分を唯一人信じてくれる元精神科医と巡り会う事で、初めて、その感情が恋というものだと知ってゆく・・・と言う物語である。


君が教えてくれたこと 2000年/TBS/DMM.com


映画「君に届け」を見ていて、この「君が教えてくれたこと」とダブって見えてしまった。

多部未華子の演じる爽子(さわこ)は高機能自閉症とは違うが、初めての事に対しては臆病で、誰かが喜んでくれるなら何でも引き受けてしまう。
特に、恋愛や恋に対しては慎重と言うより、これまで経験した事の無い気持ちに動揺したり、友達が何故不機嫌になっているかさえ分からない・・・・この辺が、「君が教えてくれたこと」とそっくり。


ただ共通しているのは、好きになった相手が、自分の事だけを一生懸命慕っていてくれている。その事に気づいて、だから一緒にいたい・・・ただそれだけの気持ちが、恋、だと知る。

この背景には、普通の高校生活が丹念に織り込まれてる事が、より輝いた相乗効果を出している。

校内の自転車置き場。校門の前。通学路の風景。長閑な樹木と山脈。門限。バス通学。学校行事等々。

これら当たり前の情景が随所に織り込まれ、良質な作品に仕上がっている。


ただし、上映時間が長い
2時間越えるような作品では無いし、桐谷美玲が横やりを入れて来るシーンは、多部未華子演じる爽子には全く影響しない訳なので、必要無い。その後、結局、謝っているが、爽子自身「二人はお似合い」と本気で思っていたので、この絡みのシーンは邪魔に思えた。

そんなわけで採点としては10点満点中、9点・・・と言いたい所だが、ちょっと残念な所がある。一応、男の友達が野球部員として出ているが、クラブ活動をしている生徒が他に見当たらない事。それに女子生徒のチェックのスカートが短い。あれではパンチラ確実。ほとんどコスプレになってるじゃないか

Photo
明治学院高校の制服

普通、この程度の長さだろう
学習院はもう少し長いそうだから、映画のスカートは短すぎるのでは。吹奏楽部とか、絶対、パンツ丸見え

そんな訳で評価は8点という事に。

いずれにしても、久々に病気で死なない映画に出会えて、実にすがすがしい。

携帯小説に端を発し「世界の中心で・・・」から火がついた、うんざりする程の安易な「お涙流せ」的発想の低脳映画が、これを機に終焉を迎えてくれる事を祈るしかない。

2011年4月14日 (木)

タイム・バッグ

昨日3週間ぶりに、洞穴生活を抜け出し、病院へ行って来た。
車の数が異常に少なく、まるで15年ぐらい時間が逆戻りしたような、盛岡へ向かう道。
病院の駐車場には「八戸」ナンバーの車が目立つ。八戸市も津波の被害を受けた為、東北道八戸道を使って盛岡までやって来たのだろう・・・。



精神科の通路は相変わらず真っ暗。
廊下に電気は点いていない。
同じ階の眼科、小児科、耳鼻科の待合室は明るい。子供が多いせいで、明るくしているのだろう。


それにしても相変わらず待ち時間が長い。
特に女性が多い。
結婚指輪をした若い女性が、多分、お祖父さんと思われる男性と診察を持っていた。夫はどうしたのか? 仕事なのか? では父親と母親はどうしたのか? どんな苦悩かは知らないが、男が女性を守ってやれなくて、良く簡単に結婚したもの・・・

いつものように院内精神科で一番の人気の先生の診察。
しかし忙しく、水曜は午前の受付のみ。
それでも待つ事3時間。

新しい患者は診察時間が相当長く、一人で1時間や1時間半もざらにある。

結局、毎回顔なじみの私と、他2人が最後になったが、それぞれ話す事、必要な薬や薬の変更の申し出、丁寧なアドバイスと短時間で済んだ。
3人とも長く通院しているが、症状は重度。しかしだから自分にあった薬が分かっている。


不便な生活が当たり前だと思っているのは何も自分だけではなく、受付の女性もいつものように、明るい。ごく薄い化粧なのだろうか、それとも下地だけなのか・・・肌の艶も良く、淡々と受け付けをこなしていた。
ここにはいつもと変わらぬ普段の光景があった。


東京では若い人を中心に、右並び化粧、右並び洋服、右並び悪態、右並び言葉遣いの悪さと、何でも他人の形振りをマネしたがる人ばかり。
個性がなく、核家族化で、頼れる人もなく・・・昔ならおじいちゃん、おばあちゃんの元に駆け込んだものが、今は行く場所がなく、渋谷界隈をぶらぶら。
眩しい電気の明かりに点された都会のビルの谷間で、一夜の場所を求めて彷徨い歩く。


東京という大都市は、人間の尊厳が軽く扱われる冷酷な世界。
そこで育った若者もまた冷酷ばかり。



石原慎太郎が都知事に再選したら、自販機の電源を切ろ!と言い出した。


3月11日の大震災後、すぐに停電。4日間停電した後、街のコンピニ・スーパーから飲料水が消えた。
ところが病院前の自販機には缶飲料・お茶・コーヒーが残ったまま。


私の住む所では、自販機が一斉に100円均一になった。


まさしくこの自販機が倉庫替わりになった訳だ。


ところが80歳になる成金都知事は、自販機を消せと言った
停電に困るなら、東京は地下鉄を全部止めろと言ったら、低脳なコメント「そしたら通勤出来ないだろ、アホが」と。
ちゃんちゃら可笑しい。
それなら東京を離れればいいし、或いは、仕事場の近くに住めばいいし、JRや私鉄の地上電車、バスに乗り、あとは歩け




そればかりか、統一地方選惨敗で民主党への批判が益々増加しているが、読めど読めど、批判ばかり。
批判は、赤ちゃんでも出来る最も幼稚な抵抗である。
肝心なのは、民主党総退陣とか、全員議員辞職とか言っている者は、一体誰がいいと言うのか647563

どの批判ブログを見ても、誰にしたいのか・・・どうすればこの窮地を抜け出せるのか・・・一切書かれていない。それなのに批判ばかり・・・
結局、みな野次馬であって、新聞やテレビの幼稚な解説者や、記者会見の若い記者と同じ穴のムジナ。
どうしたらいいのか、なんて案は全く持っていないし、誰にしたらいいか全く分からないのに、右習えで異口同音ばかり・・・。
ただ呆れるばかりだ。


日頃、全く怒り心頭をしない私も、さすがに今回は、この野次馬に立腹してしまった。

「何事も、人に言う前にまず自分で実行」とは、昔からの言い伝え。

大震災後、まだ一度も給油していない私の車は、まだ半分残っている。家で取れた米を食い、水は地下水を手押しポンプで汲み上げ、薪で火を起こし、鍋で米を炊く。
私が生まれた頃の生活は今もごく普通に続いている。
こういう時、「割り箸」が役に立つ。一度使った割り箸を乾かすと、非常に着火しやすい焚き点け材になるのだ。
電気が無くても、生きて行くための知恵が、この辺にはまだまだ残っている。




そんな訳で、二十年ぶりに立腹したら、眠れなくなったので、昨日の診察では、パキシルを減らし、メデポリンの頓服をもらって来た。
日頃アドレナリンの低い私にとって、アドレナリンの出過ぎは心臓に悪い。
これで少しは落ち着いて、ゆっくり休めるかもしれない。


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2011年4月 9日 (土)

東日本大震災とテレビメディアと東京都民の視聴率

4月8日現在の死者、行方不明者合わせ2万7778人。


これだけの未曾有の巨大災害が起こり、日本の製造業はマヒ状態に陥っているという中、東京の連中はこんな事を言っていた。
視聴者の声「こんなときこそバラエティーやドラマを見て、ほっとしたい」。 

その結果、3月15日には、お笑いタレント、明石家さんま(55)の「踊る!さんま御殿!!」 (日本テレビ系、午後7時56分)が視聴率15・3%をマーク。 同時間帯のNHKニュース(午後8時)の20・3%に次ぐ関心を見せ、更に、各局で連続ドラマの延期が続く中、女優の仲間由紀恵(31)と檀れい(39)が 共演するフジテレビ系「美しい隣人」(午後10時)の最終回が13・9%にもなって、日本テレビもフジテレビも笑いが止まらなかった事だろう
更に、東北中が絶望の涙を流し、暗黒の恐怖に怯えている最中、日本テレビの「天才!志村どうぶつ園特別編 涙と・・・」が 17・6%と、東北の被災者をあざ笑うかのように、不毛の涙を流していた・・・。

他にも日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」が15・3%と、東北関東大震災には関心もなく、更に過激な仰天を求めていた・・・。まだ続く。日本テレビ「行列のできる法律相談所」が15・3%を記録し、「1億3千万人のエピソードバラエティ」に至っては、16・9%


しかもそれらの番組はあらかじめ特番として録画していたものだろうが、3時間、4時間と無駄にダラダラ放送し続けた。

お笑い芸人は、こんな時でも、あぶく銭を稼ぎ、テレビ局は視聴率獲得に走り、被災地を愚弄する番組ばかりが放送され続けた。

相当以前から一番腹が立っていたのは、やっぱり日本テレビの「みのもんた 秘密のケンミンSHOW」だ。

東北出身のタレント・芸能人が他県に比べて圧倒的に少ないにも関わらず、関東、大阪、九州からは次々と新しい芸人が出て来て大騒ぎする。口数少ない東北人を良い事に、わんやわんやと横から口を挟む。


何なんだあの番組は(# ゚Д゚) ムッカー

そんなに喋りたきゃ、とっとと名古屋でも関西でも九州でも沖縄でも、さっさと帰って、地元で叫けo(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

東北人は寡黙だから、多くを語らない。
江戸時代から明治になる時、維新で活躍したらしい武士の出身地は、坂本龍馬(高知県)、勝海舟(東京都)、西郷隆盛(鹿児島県)、大久保利通(鹿児島県)、木戸孝允(山口県)など、おおよそ南日本に偏っている。

この結果、寡黙で争いを好まない東北の人々は、1県の面積が過大になり、東北6県を合わせた合計面積が、5万9602K㎡。

これに対して倒幕に参加した四国・九州(沖縄を除く)は、4849㎢と1万5336k㎡で、合計しても2万185k㎡と東北の半分にも満たないのだ。


そんな狭い土地を細かく別けて、それで国の公共事業費をこれまでガッポリ貪り奪ってきた訳だヤッテラレンワ…ヽ(○´3`)ノ フッ


だからこんな非常時でも、バラエティ番組を見て、大笑いしている。


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あまりのふざけ番組に門倉貴史氏が出演辞退した、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」それが常識だ。

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TBS「紳助社長のプロデュース大作戦!」の最終回・・・涙流すなら、そのまま宮古島に住んでしまえばいいじゃないか

他にも「いい加減にしろ」と叫びたくなるような、悪質なバラエティの氾濫。


3月11日以降、東北・北陸・関東太平洋沿岸・北海道の人達の、これまでのテレビに対する考えは一変しただろう。しかし、残念ながら東京のテレビメディアは、その事に全く気づいていないし、今も気づかない。


こういう低俗・悪質番組にCMを提供しているメーカーは、今後、売り上げが劇的に低下するだろう。

そんな訳で私は、ずっと怒りっぱなしで昂奮し過ぎて、アドレナリン・パニックになってしまった。
これまで全く怒るという事に縁がなかったが、さすがに今回は、怒りが噴出してしまった。
テレビのプロデューサー連中が皆、団塊の世代以降の裕福で高度経済成長の中で育った、坊っちゃんばかりで、大災害はおろか、地震の被害にも遭った事の無い、無機質な世代ばかりになってしまった。
挙げ句に、社長や取締役も、金持ちばかりで、視聴率と自分の年収ばかり気にしている。

募金の大合唱が始まったにも関わらず、億単位で寄付したのは、ソフトバンクの孫正義氏のみ。テレビ局の社長や管理職は、1銭も出さない。


そんな激昂する気持ちを静めてくれたのが、2chの井上真央ちゃんの「チョモランマ額」の話題だった。真央ちゃんには申し訳ないが、「額が正三角形だな」というスレッドに、本当に久しぶりに大笑いしてしまった。
確かに、何かにちょん髷が似合いそうなおでこになっている事には気づいていたので、笑いの壺に嵌ってしまった・・・(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

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井上真央ちゃんは、「向日葵のような人」だSunflower


2011年4月 2日 (土)

地震のあとの停電が長期化した時は?

ブログネタ: 地震のとき、一番の情報源はどこ?参加数拍手



圧倒的にラジオ乾電池で動く小型ラジオ

そもそもテレビもインターネットも携帯も、電気があって初めて動作するわけで、電気がなければ充電式も含めて、ただのゴミ。
東京の森ビルの地下には非常用大型発電機があるというが、それとて重油があって初めて自家発電として役に立つわけだし・・・、東京タワーにしったて、自家発電がどれだけ持つかは甚だ疑問である。

テレビがあっても電波が来なければ何にもならない。

当地では、民放4局の中継局が僅か12時間で全てダウン。NHKだけが24時間映っていたが、それもやがてダウン。新山本送信所の電波もVHFだけ僅かに入るが、山の陰では殆ど受信不可となった。

自宅で持っていたのは、乾電池で動くLCD小型テレビ。乾電池はとにかく長持ちし、テレビ映らなくなったあとも、小型ラジオで聞いていた。

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乾電池で動くLCDテレビ。
乾電池で点る非常用LED照明。
予備の小型ラジオ。
懐中電灯3本。


岩手県沿岸では情報が途絶したが、もし乾電池のAMラジオがあれば、県内のIBCとNHKは聞けたはずだし、夜になると東京のラジオや海外の日本語ラジオ放送が聞こえるようになるので、やはり今回のような停電が長期化する場合の情報源は、より消費電力の小さいLCDテレビや小型ラジオが一番。

そもそも東京ではこの程度の揺れで、棚や家具が転倒したり、額縁などが割れてガラスが散乱したりと、算段たる有様。

特にインターネットは、ノートパソコンも含め、全て電気が頼り。せめて乾電池で動く携帯電話やノートパソコンがあれば良いが、しかし地上の中継局の電源がいつまで持つか・・・。
自動車のカーラジオもガソリンがなくなったら終わり。バッテリーが上がれば、今度は車を始動出来ないし、安易にカーラジオに頼ったら、身を滅ぼす事間違い無し。




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