初恋
ブログネタ: 一日だけ小学生に戻れるとしたら、何をする?
小さな町だったので、幼稚園から中学校まで全員同じメンバー、しかもクラス替えもなく、ずっと同じ顔の同級生だった。
初恋というのは生まれて初めて異性を好きになる事らしいが、私も幼稚園で一緒になった「女の子」に恋をした。
好きという気持ちは当時理解出来ていたような気がするが、何しろ幼稚園でも、小学校でも、中学校でも、学校に行くと毎日同じクラスで、席替えでは隣同士になる事も多く、一緒にいるだけで凄く幸せだった訳だ。
何しろ、朝起きると両親は農家でもう家にはいなくて働いていたし、午後学校から帰ってきても、家には誰もいない。夜も食事はバラバラで、両親と過ごす時間より、教室で「初恋の女の子」と過ごす時間の方が圧倒的に長かった。
だから、告白などしなくても、いつも一緒だった。
私はそれだけで幸せだったのだ。
片思い続ける事十一年間・・・・・。
しかし30歳を過ぎた頃から、その時の後悔が背中に突き刺さるようになった。
人生も半世紀を生きてくると、あの頃の後悔が日に日に大きくなって来るのは何故だろう。
「好きです」と、一言伝えていたら、私の人生はどんな風な人生になっていたのか・・・?
彼女は今どこでどうしているのか?
もし一日、小学生に戻れたなら、今も続く想いを当時の彼女に小学生の私が、一言伝えたい。
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