打ち水
梅雨が明けて、益々暑くなりそうな今年の夏・・・。
気化熱を利用して涼しさを体感する「打ち水」の季節がやって来た。
「打ち水」と言えば、京都の祇園では、客をもてなす風物詩らしい。
打ち水と言うと、庭や道路などに撒くのが通例だが、
我が家では、玄関の中に「打ち水」をする。
昔は家の中と言えども、土間が当たり前だった。
大正時代に建てられた家には、土間があって、家の中に手押しポンプの井戸水があった。
土間は夏になると湿気を帯びて、硬い黒土が涼しさを運んでくれてきた。
古くなって立て替えた家も、その伝統を取り入れようと、
玄関を広く取った。
そのため、天井の壁には耐震性と通気性を兼ね備えた、古い時代の伝統工法を取り入れている。
だから家の中は、冬でも梅雨でも結露を一度も起こした事がない。
熱は天井に上がり、オーニング窓から外へと出てゆく。
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