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2011年11月 3日 (木)

カウンセリング

さすがに1週間も動けなくなると、この先、一人暮らしになった時どうしようか・・・と、不安がよみがえる。
その恐さに打ち勝つためにどうすればいいか、どういう知恵が必要か、悩み始めると、際限なく落ち込んでしまう。
精神科の診察は、その不安を吐き出す唯一の場所。
今の私には、先生しか頼れる人がいないし、話せる人もいない。


自分がペースメーカーを植込んでいる事で、更に不都合が起こるのではないかと、不安に苛まれる。


でも先生は言うのだ。
「人口が少ない町ほど、福祉に力を入れているし、障害者の情報はしっかり把握している。もし両親が亡くなって一人になっても、君をケアしてくれるし、自宅までちゃんと訪問してくれるから・・・」

今は両親とも健在なので、町の福祉は見守っているだけだと教えてくれた。
確かに、障害者年金を受給している身なので、安否の確認はしっかりするだろうから、一人で悩む事はなくなるらしいが、それでも人付き合いが苦手な私には、自分の思っている事を上手く話せる自信がない。




盛岡は銀杏の樹葉が黄色く色づき、今年も秋が終わろうとしていた。

あと少しで今年最後の循環器科の診察日が来る。

病院の廊下のイスに座っていると、右も左も前も、盛んに携帯電話をいじっている。
心の中で「22センチ」と囁きながら、狼狽している自分が妙に情けない。


とにかく簡単に風邪を引いてしまう体質は、生まれた時から変わらないし、それを防ぐ術もたくさん覚えて来たつもりだが、動けなくなると、心は萎えてしまう・・・。

なんとか風邪を引かないよう精進して、年末年始を迎えたい──。

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