ペースメーカー定期検査
ちょうど1年前、震災直後にペースメーカーの定期検査を受けた時は、
病院の廊下は真っ暗だった‥‥
本院の常備ぺーシング検査機器が、循環器センターに貸し出され、
暗い廊下の椅子に座り、業者が持ち込んだ1台で、順番に検査をすることになった。
あれから1年が経ち、無事に定期検査が終わった。
前回会えなかった、受付の「デコっぱち姉さん」も復帰していて、診察室が3階になってから初めて会った。
検査結果は良好で、電池もまだまだ大丈夫 次回、再び1年後の予約をして来た。
医療技術の進歩は凄いなあ
ペースメーカーや埋め込み型除細動器(ICD)を含めた、
体内埋め込み型不整脈医療機器は、
2012年2月、第5世代と言われる「デュアルチャンバータイプ」が登場したと言う。
心不全などの突然死の原因といわれる心室細動に極めて有効なだけでなく、最近は高度なペーシング機能を備えていることから、「抗不整脈装置」と呼ばれるようになったらしい。
しかも最近のものは小型で、重量も20~30g程度。小柄なら20g、大柄なら30gとの事。
2012年製ICD/PM
(Made in USA / Made in Germany)
しかもこれまでMRI(磁気共鳴画像装置)での検査が禁止されて来たが、
最新のペースメーカー(PM)や埋め込み型除細動器(ICD)に於いては、心臓電気生理学的モニタリングを行い、準備を行えば、極めて安全にMRI検査が可能であるという。
ペースメーカーを埋込んだ患者でも、脳などのMRI検査が出来るような製品が登場したと言う。
この凄い進歩にはやはりそれだけ心疾患の患者が多いと言う事なのだろう。
2009年以前に製造された製品を使っている人は、これまで通りの注意が欠かせないが、それ以降の製品は、携帯電話も空港検査も影響なく使えるという事も分かって来た。
1テスラ以内の磁気なら安心しても良いという話。
そういう情報はもっと欲しいものだが、どうもネット上には、古い情報が噂として今も語られている事から、余分な心配をしてしまう。
医者でも無いのに、呟いて‥‥それが勝手に一人歩きしているようだ 困ったものだ
今日はとても良い天気
半年ぶりに山に行って来た。
網張から見下ろす故郷の景色。
周囲を山々に囲まれた盆地‥‥。
治承4年(1180年)から元暦2年(1185年)の「源平の合戦」の6年後に開村されという、この盆地の町。
正月からずっと風邪気味で、最近までグッタリしていてお参りも出来なかったが、
今日、道祖神社に足を運んだ。
今も、祭り囃子が聞こえて来そうだ‥‥
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