特定疾患更新申請終了
そう言えば4年前は心不全もそれほど辛くなく、ペースメーカーも使っていなかったし、車のエアコンも壊れていなかったので、世の中の喧騒に多少追いついて行けてた気がする。
しかし今年は身体も周りもガタが来て、「暑さと節電」という言葉に影響され、ちょっと精神的に参っていたかもしれない。
それでも昨日は意外に涼しく、ここは24度。盛岡も27度と過ごしやすく、精神科の診察へと出かけて来た。
この2週間…誰とも話さず、テレビのチャンネルと格闘して来たので、久しぶりに先生に、今のうっぷんを話したら、急に気持ちが楽になった
先生は、「テレビを見たくない時は見ない方がいいね」と、あっさり言ってくれた。
まぁ、それは当たり前なのだが、やはり情報の完全途絶は恐いので、携帯のNHKニュースを見て、事件や事故、芸能の話題、災害などを大まかに知る程度にした。
モヤモヤがとりあえず軽減された所で、保健所まで歩いてゆき、早速更新の手続きをする事に…
去年はめちゃめちゃ暑くて、書類を書きながら、タオルで汗を拭き拭き
しかし今年は、涼しい風が局舎内を吹き抜け、楽に申請を済ませる事が出来た
この申請の対応をしてくれた女性も、ペースメーカーを使っていると言う事で、
色々話す事が出来た。
私がペースメーカーを入れる事になった原因は、プールで溺れて肺に水が溜まる、肺水腫が発端。
その事を話すと、肺水腫になると、今の医療でも殆ど助からないと。
人工心肺を使っても、心臓が持たないらしい・・・。
私は開胸手術もせずに、心臓マッサージもしなくて、2週間のICUで何とか助かった。
それは幸運と言うより、奇跡だと、その女性は熱弁をふるった。
そして何度も、
「頑張って!助かった命なんだもの、頑張らなきゃ!」と話してくれた。
生まれてこの方、誰かに「頑張って」と言われた事がなく過ごして来たので、
私には、とても嬉しい言葉だった。
両親にも、過去の友人にも、先生にも言われた事がない・・・。
ただただ一人、自分で自分を励まし続けてきた54年だった・・・。
この言葉がとっても嬉しくて、帰り道、処方箋薬局に寄るのを忘れてしまった
まあ、いいのさ。
精神障害1級だが、私は鬱病ではない。
「身体表現性障害」というこの病気は、励まされると心に良い事は分かっているが、そばに誰もそう言ってくれる人がいないので、それで凹んでしまうのだ。
ややこしい
*追伸
毎回、病院へ行った時は必ず新聞を買ってくるが、
昨日はたまたま地元の新聞ではなく、朝日新聞を買った・・・
そしたら、おおおーーっとこんな全面広告が
フジテレビで誕生した「アイドリング!!!」のニューシングル発売の全面広告が、
ぬあ~んと朝日新聞に載るとは・・・不思議な世の中である。
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