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2012年8月15日 (水)

メラノプシン光受容体過敏症

「メラノプシン光受容体」は目の網膜細胞にある光を感じる細胞で、
視神経を経て光の信号を脳に伝える経路である事が、2010年1月に初めて発表され、
この「メラノプシン光受容体」が活性化し、光の刺激を受けた時、偏頭痛の持病のある人の症状を悪化させる事が分かった───。


Photo

 記事配信元:
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2681934/5158915


私も偏頭痛持ちで、外へ出かける時はショルダーバックの中に必ず鎮痛薬を入れている。
今は南明菜に触発されて「ノーシンピュア」。
Photo_2
そして昨日は眼科で緑内障の検査を受けに行った…

この検査では目薬(散瞳薬)でひとみを大きくしてから観察するのですが、検査が終わってもしばらく瞳は開いたままなので、蛍光灯や外の光がかなり眩しくなります。


まあそんな訳で、だんだん頭痛がして来ました。
最初はその前日の朝が寒かったので「風邪」かな?と思いマスクを着用したのですが、勿論、そんな事で痛みが消えるはずもなく、病院の地下の売店でアイスモナカを買って、鎮痛剤を飲んで、長椅子でしばらく昼寝をする事にしました……


約1時間ほど眠って、少し良くなった感じがしたので、空中回廊を通って別館の駐車場へ行こうとしましたが、
途中でやっぱり頭痛がひどくなりズキズキ。
Photo_3
別館の売店でOS-1を買って、受付ロビーの椅子に横になる事にしました。


この日は午後2時を過ぎるともう循環器病センターには、誰もいませんでした。
ここで更に1時間横になりましたが、まだ散瞳薬の影響が残っていて、外の光が眩しいまま…
結局、更に1時間横になって目を閉じていました。


散瞳薬はだいたい4時間くらいは効いているとの事なので、私の場合は少し長く効いたみたいです。
夕方5時前、鎮痛薬が効いて来たのか、頭痛も収まり、まぶしさもなくなりようやく駐車場へ下りて、病院を出発。
朝10時からの検査で、検査自体は1時間ほどで終わりましたが、回復に時間が掛かり、思わぬ頭痛も起こり、計7時間の駐車となってしまいました……


偏頭痛持ちの人は経験があると思うのですが、
頭痛が起こる前兆として、視界にチカチカした光(「閃輝」といいます)が現れ、 これが拡大していき、やがて視野から消えると頭痛が起こります。

Visualaura閃輝の見え方は人によって多少違うようですが
概ねこんな感じのキラキラが見えてきます。


私の場合は、閃輝暗点のあとちょうど2時間後に偏頭痛が起こるので、その間に鎮痛剤を飲むと、症状は殆ど出ません。
起こる頻度も少ないので、偏頭痛の薬は飲んでいませんでしたし、最近はペースメーカーを入れてから血流も安定していてご無沙汰でした。

Img_0005_1

昨日の岩手山…快晴 車内温度上昇

ただ昨日は家に帰ってから、どっと疲れが出て、しかも私一人、タオルで汗を拭き拭きし、尿量が減少し、明らかに脱水気味だったので、ポカリスエットとお煎餅で水分と塩分を補給
エアコンが壊れている車での往復2時間の通院は、ほんとに暑かったぁ~~


暑いし、頭痛に見舞われるし、グッタリ

しかも緑内障は経過観察と言う事で、眼圧と眼底撮影は定期的に続ける事になったので、
これは度付きサングラスでも買わないと、また繰り返しそうだと、しんみり考えた夜でした。
偏頭痛持ちの人は、メラノプシン光受容体という神経細胞が過敏になっていますので、眩しい光や太陽などを急に見たり、暗いところから急に明るい所へ出たりする時は、瞳を慣らしてからが良いかも知れません。

【教訓として】: 眼科検診で瞳を開く、と言われたら、偏頭痛の人は気をつけましょう






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