TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~感想
『メーデー!:航空機事故の真実と真相』のこれまでの放送回を全て見ていると、この手のマニアッぽいドラマはやっぱり興味を引く。
しかしこの物語のCS版「TOKYO コントロール」は、制作費も安かったのだろう、所沢の東京航空交通管制部を描いたせいで、閉鎖的で退屈するドラマになってしまった。
レーダー画面だけの部屋で物語を進めるのは、やはり無理があった。
今回の「TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~」は羽田空港の管制塔がメイン舞台なので、より臨場感があるし、旅客機好きにはたまらないシーンが期待できそうだ。
10月21日に放送された第2話は平均視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)だったらしいが、裏には強豪のジャニーズコンビ・ドラマとさんまがあるし、日曜劇場は第一回という事で様子見と重なったのか、第一話より下がりましたが、日曜劇場は「TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~」の第一話より低いという事で、まずまずじゃないでしょうか
佐々木希ちゃんの管制シーンでは、ちょっとドキドキしますが、まぁまぁ卒なくこなしていてホッとしてます
さて主人公は深田恭子ちゃんのようですが、これまでの所、瀬戸朝香の濃い演技が目立っていて、その人生に焦点が当てられつつの物語なので、今ひとつ空港管制の醍醐味を削いでいる気もします。
第二話は滑走路への不法侵入と旅客機のゴーアラウンド(着陸復行)が見せ場でしたが、
手前に進入していた地上待機旅客機はかなりヤバかったでしょう。
34R(東京湾に面した方)の滑走路だったような気がしますが、本来着陸機が着陸するまで、他の飛行機は停止線で待っているはずなのに、なんかアングル的に頭上ギリギリを通過・・・って、ヤバイ
アメリカでは滑走路への誤進入で衝突事故が起きているし、日本でもたびたびニアミスが起こっている。
ほとんどが管制ミスと言われている。特に雨や霧、夕暮れから日没後に発生しやすい。
そこでロサンゼルス国際空港などでは、RWSL(滑走路状態表示灯)システムというシステムが運用されている。
これは羽田空港(東京国際空港)などのように停止線とランプだけではなく、パイロットから見えるように、停止線の先から滑走路の間に赤いランプが帯のように大きく点灯して、このランプが点灯している間は、航空機が着陸してくるので滑走路に進入しないよう注意喚起する。
夜間や雨中などにパイロットが陥りやすい、「空間識失調」にも有効らしいぞ。
小型機などが着陸する場合、滑走路を端から端まで使わなくても着陸できるので、着陸が終わったら、地面のランプが点滅誘導に切り替わり、進入を許可される。
こうする事で、管制ミスや空港閉鎖の時の離着陸の順番を、パイロットは管制官と頻繁に交信しなくても、自分の目で判断できる、らしい。
蛇足ですが・・・
第二話で登場した。JAL317便と言うのは、福岡行きのボーイング777-200型機。
強制送還で福岡便・・・とはこれ如何に?
な~んて細かい事はどうでもいいんですけどね
隣の県という事で、希ちゃんには頑張ってほしいです
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