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2013年3月11日 (月)

被災地、いまだ震災戦争状態にあり。

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東電に重い十字架 遅れる賠償・廃炉、汚染水処分先決まらず
福島第1原発事故を起こした企業として3度目の「3・11」を迎える東京電力。事故の賠償や放射性物質の除染など抱える問題は多い。30~40年かかる廃炉を着実に実行していかなければならないが、赤字経営からの脱却に向けた柏崎刈羽原発(新潟県)の早期の再稼働は困難な見通しで、先行きは混沌としている。
「被災者のあの表情、あの目を忘れられない。『世界最大の公害企業の手先だ』といわれ心に突き刺さった」(石崎芳行復興本社代表)。会社の将来が見えないため、若手を中心に社員の離職が前年を上回るペースで続く。この1年で約500人が会社を去った。
土地や建物の損害賠償が遅れていることも被災者の不満を高めている。昨年7月に不動産賠償の基準が示されたが、所有者確認などで難航し、いまだに賠償手続きを始められない。
福島第1原発での廃炉作業も順調とは言い難い。毎日約400トン増えている汚染水は敷地内のタンクにためるばかりで、処理した後の行方が決まらない。秋には4号機の燃料貯蔵プールから燃料棒を取り出す作業が始まるが、燃料が溶け落ちた1~3号機では、放射線量が高く、ほとんど手つかずの状態となっている。  msn産経ニュース



起こった事故の代償は余りにも大きく、今後、孫子の代まで汚染水の管理・貯蔵、更にその先の子孫まで果てしなく使用済み核燃料と核廃棄物の管理・貯蔵の責務が延々と続く・・・、延々と・・・。

福島県は3月11日午後、福島市の県文化センターで追悼式を開き、東日本大震災の犠牲者を悼み、東京電力福島第1原発事故からの復興を誓った。 福島県は今なお15万人以上が避難生活を送る。佐藤雄平知事は「大切な人を失い、生まれ育ったふるさとが奪い去られた悲しみは、いまだ癒えていない。一日も早く元のふるさとを取り戻し、世界に誇れる復興を成し遂げる」と決意を述べた。式典には約千人が出席し、地震が発生した午後2時46分に黙とう。知事や遺族代表が献花台に花を手向けた。

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被災地支援にも携わった女優広末涼子さん(32)が、福島県の高校生が書いた「東日本大震災犠牲者追悼詩」の詩3編を朗読し、東日本国際大学付属昌平高校1年の加藤陽子さんは「故郷」と題して「故郷への思い 帰りたい 故郷が好きだから 故郷を愛しているから」と綴った。



津波に対する過去からの教訓は、伝承されなかった……
言い伝えはどこかで途切れ、勝手に安心と慢心が日本人の心を支配してしまった。
地震と殆ど同時に津波に襲われた秋田県男鹿半島での、遠足に来ていた園児100人がアッと言う間に津波にのみ込まれた災害さえ、人々は忘れ、今回も大川小学校の児童が犠牲になった。




何故、教訓は活かされなかったのか?


三陸沿岸に無数に点在する、津波伝承の石碑は余りにも小さく、ほとんど目に止まる事はなかった。
今回はたくさんの映像があり、たくさんの生死を彷徨った人々がいる。
だからこの震災は長く語り継がれるだろうと、誰もが思っている。そして破壊された建物も、陸に打ち上げられた船も、「奇跡の一本松」も不要だと言う声が聞こえてくる。



しかし明治三陸大津波も、昭和三陸大津波も、年月と共に風化し、忘れ去られて行った…
海外でも大災害や大事故は起きている。そんな時、彼らはその出来事をいかにして未来に伝えようとしているのか?
決して忘れない為に、脈々と語り継ぐ為に…


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これは1988年12月21日、リビアのテロ組織によって空中爆発したパンアメリカン航空103便の犠牲者の名前を刻んだ石碑だ。
パンアメリカン航空ボーイング747は、英国スコットランド地方の都市ロッカビー上空で爆発、地上の住民を含む270人が犠牲となった、卑劣なテロ事件である。


この石碑には、爆破事件で犠牲になった全ての人の名前が刻まれ、ロッカビーの飛行機墜落場所に建てられた。

あの事件から24年が経った今も、この石碑は、テロの脅威とテロに対する怒りを忘れさせる事はない。
明治三陸大津波で、当時の人々が石碑に刻んだ「津波への戒め」とそっくりではないか・・・。
恐ろしいものだからこそ、決して忘れてはならない、と言う事を明治の人達は伝えたかったのだ。




自然に対して謙虚になれ。そして津波に対する恐怖心を忘れてはならない、と思う。


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