サルコイドーシスとACE
昨日も一昨日も蒸し暑い一日でした(私には・・・)
されど、昨日の皮膚科の診察と呼吸機能の検査で、ようやく特定疾患申請用の項目の検査と診察が終わり、最終診断書が出来ました。
呼吸機能検査では、去年、目から火花が出てチカチカしたが、今回は吐き出し検査で背中が突っ張って、気持ち悪くなってしまった・・・
心エコーの検査も問題なかったものの、呼吸器科の診察で、ACEが限界値に達したと説明を受けた。
ACEは血清アンジオテンシン変換酵素の数値で、上限値は21.4。
今回の検査で、これまでより上がりACEがピッタリ21.4に達していた。
サルコイドーシスの診断には、「皮膚所見」「眼科所見」「腎機能」「筋機能」「神経症状」「呼吸器所見」「肺機能」と「心臓機能」の各項目の経過診断によって確定するとあるが、
今回は肺機能のFEV(1秒率=性別・年齢・身長から求めた標準値に対する割合)が基準値と同数の70%で、呼吸機能の低下ギリギリセーフという瀬戸際になった。
もっと深呼吸のような深い呼吸を心がけないと、肺活量の低下に繋がってしまう・・・(歩けと言う事なんだ)
元々は急性心不全からスタートし、→ 房室ブロックへ進み、→ペースメーカー埋込みに至ったが、
そもそもの起因が分からぬままだったので、サルコイドーシスを疑っての各科検査だった。
血清アンジオテンシン変換酵素(ACE)は、肺の血管内皮細胞によって産生・放出される血圧調節に関与している酵素だそうで、ACE値と血圧との間に関連性はないものの、サルコイドーシス疑態の場合は、診断要素の一つになると言う事で・・・つまり、そういう事なのだそうだ・・・。
喘息を抱えて入退院を繰り返していた頃から、血圧は高めだったので、それはもしや予兆だったのかも
それに血清カルシウム値も高いので、これも胆管結石の原因になったのかもしれないし、腎臓結石にならないよう水分を多めに摂らないといけませんね
そしてこれだけ水分・塩分を補給しているのに、やっぱり血液中のナトリウムが低いのも相変わらずでした。
血圧が高いのも血液中の水分不足との事で、まだまだドロドロ血液だそうで、こちらも用心用心
最終的に血圧が高いと、脳梗塞や心筋梗塞、心不全に至る訳で、既にペースメーカーを埋込んでいて一気に予防的処置に飛び越えた感じもしていたが、この年に一度の検査は予断を許さない事を知らしめてくれているので、身が引き締まる思いです。
それにしても、確かに気温は連日25度と過ごしやすいかもしれないが、病院は冷房も除湿も送風もしてないので、2階、3階になると階下からの熱と湿気が上昇してきて、蒸し蒸し・・・、暑い
« じんべい、近頃の涼しさで活き返る | トップページ | どしゃ降り 洪水 »
「ペースメーカーからの声」カテゴリの記事
- 冬眠から醒めて(2018.03.01)
- 三分の二(2017.09.06)
- 今年最後の診察(2015.12.04)
- ペースメーカー外来(2015.09.11)
- 指定難病の申請を中止(2015.07.02)
最近のコメント