確定診断持ち越し
暑さも一段落した四日、母が
総合病院を退院。
血液を専門とする別の病院で診てもらう為、紹介状を書いてもらった。
岩手県内で血液腫瘍を診る事が出来て、抗がん剤治療が可能で、無菌室のある病院は3つ。
最も強く薦められたのは、赤十字病院だった。
総合病院から比較的近いと言う事と、
岩手医大が9月に場所を市内から大きく大移動すると、
通院がやたら遠くなるからだ。
しかし、どんな診断で、どんな治療になるかは分からないが、
造血幹細胞移植が出来るのは、東北では、岩手医大と宮城の東北大学しかなく、あとは東京になるらしい。
母は高齢なので、移植の前治療そのものが難しい。
しかも再発のリスクはさほど変わらないと言う。
それならば、医大か、中央になる。赤十字はやはり遠いのだ。
多発性骨髄腫は未だに完治が望めないという難治腫瘍で、しかも寛解しても多くが再発する。
治療薬の進歩は、この3年余りで劇的変化を遂げたが、高齢者に多い事もあり、強い薬は使いにくい。
年齢を考慮すると、経験豊富な専門医の判断にゆだねるしかないのかも……。
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