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2019年11月28日 (木)

在宅介護の意味と限界?

突然の余命診断から7ヵ月余り、母と家族の病魔との戦いは気の抜けない日々の連続である。
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母は食欲も少しだが有り、意思表示もハッキリしているが、やはり食べる量は減っている。
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食欲を一番邪魔しているのが胸骨の痛みだ。
胸骨の左右の下から各5本が、腫れて炎症を起こしており、この激痛が夜寝てる時以外、一日中痛いと苦痛を訴え続ける。
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先週までは…。
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病院から、癌性疼痛の薬として合成オピオイドのフェントステープ1mgと、ロキソニン錠60mgを1日2回、それに就寝時にボルタレン座薬をもらい使っていた。
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.だが、今月になって胸骨の腫れが酷くなり、処方薬では痛みを抑え込めない。
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そこで今週早々病院に電話して、鎮痛剤の増量をお願いし了解されたので、早速取りに行った。
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増量したのはフェントステープを2mgへ。
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所が、1mgを貼ったまま2mgを貼ったせいか、母が苦しみ出し嘔吐!

 

どうやら、急な増量での副作用かもと家族で相談し、慌てて2枚とも剥がし、吐き気が収まるかを待つ事に……

 

 

その間、血圧を計り、血中酸素濃度をモニターしながら様子を見る。
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それから暫く、深夜未明、母が落ち着いて来たので、両胸骨をタオルで冷やす。
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状態が安定したので、フェントステープの効果が減衰する17時間後を目処に待つ事にする。
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余裕を見て、約30時間後、2mgを太ももの膝の少し上に改めて貼る事に……。
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胸骨の腫れと炎症による痛みがヒドイので、角化用のステロイド軟膏を塗ってみる。
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これは私の乾癬用の軟膏だが、同じ抗炎症作用のステロイドなので、気休めに。

 

そしてその上から市販の安い湿布を貼る。
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癌性疼痛に湿布は役に立たないと知ってるものの、他に手立てが無い!
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ついでと言っては何んだが、処方薬のロキソニンも殆ど効果が無い。
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それもそうだ……
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市販薬の成分量より少ない容量では、効くはずもない。
血管性や筋肉痛とは違う、骨が溶ける痛みに太刀打ち出来るはずもない。
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つまり、在宅での、多発性骨髄腫のケアはほとんど不可能と言う事になる。

 

病院で静脈点滴による定量投与しか、痛みを軽減する方法は無いのか……

 

或いは訪問看護による看護師の要請か?
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しかしここではそれも無理。訪問看護師の人手が足りない。

 

 

入院となれば、一気に弱っていく事は目に見えている。何とか在宅で……と言う家族の願いは届かないのか?
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.一瞬、微量のダラザレックスはダメなのかな?
と、弱気の悪魔が顔を出した。
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理屈は分かっている。
分かっているのだ!

 

全身が痛む訳ではない。
関節リウマチのように動かすと痛い訳でも無い。

 

骨にヒビが入った時のように炎症を起こして腫れて痛むのだから、炎症を鎮められれば楽になれるはずだが、その術が分からない。

 

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ただ一つ分かった事は、ロキソニンのような作用機序ではダメだと言う事。

 

ステロイドの内服は肝臓と腎臓をやられるので論外だし、そもそも多発性骨髄腫に有効かも分からない。
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今は炎症を軽減したい……ただそれだけ。そうでなければ在宅介護の意味が無い!
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